妙典寺について
妙典寺の歴史
妙典寺は、安土桃山時代、藤堂高虎が宇和島7万石の領主として、宇和島城を築く1年前の1594(文録3年)年8月12日の創立。開山は、現住院日相上人で、南予方面に法華経弘通のために当地に入られ、妙典寺を建立して道場とされました。当山を拠点として、墨染の衣にわらじ、脚半、網代笠の身支度で布教に専念せられたと伝えられています。
現在は町名に寺名を残している里山の静かな日蓮宗寺院です。
町名「妙典寺前」の由来
【宇和島市妙典寺前】町名に寺名を残している。
江戸期の中ころの1687(貞亨4年)年より1706(宝永3年)年の間に伊達藩領地は、度重なる大干ばつに襲われ、当山9世日泰上人はその度伊達藩主の御下命により、柿原村の鮎返りの滝で雨乞いの祈祷を執行。満願成就により万民はその霊験に驚き大いに喜び、柿原村庄屋を始めとして二十か村庄屋から謝礼として毎年米を妙典寺米と呼び奉納された。この旧史を記念し、宇和島町制施行の折り妙典寺米(まい)を前(まえ)に改めて、町名とし後世にその功徳をたたえて現在に至っている。
年中行事
- 1月1日~3日檀家各霊総供養
- 先祖供養の日
- 2月3日星祭
- 星廻りにより除災得幸を祈願します。
- 3月第2日曜日初午稲荷大祭
- 最上稲荷大菩薩の祭日。商売繁盛、五穀成就、厄除けを祈願します。福引き、餅まき等を行います。
- 3月春分の日春彼岸会
- 先祖供養の日。
- 7月土用丑の日ほうろく灸加持祈祷
- 暑気払い、頭の病気封じ、ボケ封じを祈願します。
- 8月17日盂蘭盆施餓鬼会
- 先祖供養の日。
- 9月秋分の日秋彼岸中日
- 先祖供養の日。
- 10月第4日曜日宗祖日蓮大聖人御報恩御会式
- 日蓮聖人のご命日に行う報恩会。
- 毎月1日
- 祈祷会
- 毎月第3火曜日
- 写経会
- 毎月第3火曜日
- 求道信行会
※コロナウイルス感染防止により一時中止中 - 毎月第3火曜日
- 法華和讃会
※コロナウイルス感染防止により一時中止中
※皆さまのご入会、ご参加をお待ちしております。
妙典寺の文化財
妙典寺山門(宇和島市有形文化財)
妙典寺山門は1722(享保7)年に建造、江戸時代の三度の火災も免れ、当時のものが現存している。建築年代が古いことと、寺院山門として建てられた薬医門の典型であることなどが評価されている。
日像筆曼荼羅本尊(宇和島市有形文化財)
1336(建武2)年日像上人67才で書かれたもの。筆法の特徴から“なみゆり”と呼ばれている。
日像上人が残した曼荼羅の中では状態が良好、妙典寺伝来のあり方が天文法華の乱(1536(天文5)年)の関わりから資料価値が高いと評されている。
日像上人が残した曼荼羅の中では状態が良好、妙典寺伝来のあり方が天文法華の乱(1536(天文5)年)の関わりから資料価値が高いと評されている。